先月10日間ほど日本に帰国し、そこで沢山の生徒さんたちと出会う機会がありました。どんな人たちかと言えば、小さなお子さんから他に仕事を抱えながら音楽を楽しんでいるアマチュア演奏家たち、そして日々忙しい音楽活動をしているプロの演奏家にいたるまで、実に様々でしたが、皆さんがより豊かな音楽生活を送りたいと願っている人たちです。

レッスンにいらっしゃる動機は、ほとんどが楽器演奏による身体の痛みに関すること、ある種の技術的限界の克服に関することなどですが、中には特に不自由は感じていなけど”身体と楽器、演奏の関係ってなんだろう?”と怖いもの見たさ(?)でいらっしゃる人たちもいます。しかも面白いなと思ったのは圧倒的に女性が多いことで、男性は興味はあってもなかなか自分を変えるのに勇気のいる人が多いようですね。

僕のできることは、生徒さんそれぞれが新たなより良い「コネクション」を発見または創造するお手伝いをすることです。様々な良い「コネクション」を得る事が、人間の生活にとっても、あらゆる音楽活動にとっても最も重要な鍵だと思っています。それは身体の中のこと、例えば頭と背骨の関係、背骨と骨盤の関係、背中と腕または脚の関係、膝と股関節の関係・・・であったり、また身体と楽器の関係であったり、また身体と生み出す音や音楽そのものとの関係であったり。

初めは物理的な身体のことについて何かを学ぼうとしていらっしゃった生徒さんが、最終的にはより良い体の使い方により自分の「音」や「音楽」が変化することを、両者は切っても切れないものである、ということを発見して行く過程を目の当たりにすることは大きな喜びです。

新しい生徒さんだけでなく何度目かのレッスンを受けに来てくれた人たちもいました。年に数回しか会えませんが、本人が自覚しているかどうかに関わらず、本当に良いものは身体や音に変化、成長として現れています(より良いものほど無自覚に現れる、とも言えるかもしれません)そしてまた、続けて会ううちに僕と生徒さんの間にもより良い「コネクション」が生まれて行き、回を重ねるごとに気づきの精度や頻度が高まっていくのを感じるのも楽しみの一つです。

次回の帰国の予定はまだ流動的ですが、8月〜9月の初めにかけては決定しています。活動の中心は東京になりますが、下関や福島、栃木などにも少しずつ訪問予定です。もし僕の音楽活動、レッスン等にご興味がありましたらこのホームページの 「CONTACT」 までお知らせいただければ、次回帰国の予定が決まり次第ご連絡させていただきます。日本語で書いていただいて結構です。よろしくお願いいたします。

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