アジア・フィルハーモニック管弦楽団の韓国ツアーに参加しました。チョン・ミュンフン氏とのリハーサルと二回のコンサートは、得るものの多い充実した時間でした。少し直接お話しする機会があったのですが、同じマネス音楽大学出身!ということで盛り上がりました(^^

彼の指揮で演奏したのは20年くらい前、まだ僕が学生だった頃にマネスのオケを振りに来て下さった時以来でした。当時、こんなにも耳の良い、こんなにも美しい音楽が頭のなかに溢れ、そして一切妥協しない人が世の中にはいるのか。これこそ一流の指揮者の資質なのかと、感激したのを思い出しました。

僕の目から見ても、20年後のマエストロはそれらの資質をさらに洗練せた上で、大きく変化を遂げていました。身体の中に常に流れる強いエネルギー、それを、ここぞというタイミングで解放できる内なるリズム、オーケストラの中の大小さまざまな動きやうねりを常に俯瞰して見られる大きな人間性。今でも充分歴史に残るマエストロですが今後ますます、アジアはいうに及ばず、世界の音楽界をリードしていくのではないかと感じました。

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